検査で「CPAP(シーパップ)を使ったほうがいい」と勧められると、多くの方は「もう機械しか方法がない」と思いがちです。
しかし実際には、CPAPを始める前に試せる改善方法があります。
それが「寝姿勢チェック」と寝具環境の見直しです。
全国からねむたやに足を運ぶ方がいるのは、姿勢の歪みが呼吸を妨げる根本原因になっていることが少なくないからです。
姿勢が整えば、呼吸が通りやすくなり、症状が軽減するケースもあります。
中には、CPAPが不要になった方もいます。
CPAPとは
CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療に使われる医療機器です。
就寝中にマスクを通して一定の空気圧を送り込み、気道を広げて呼吸の停止を防ぎます。
効果:呼吸の途切れ防止、酸素不足の改善、日中の眠気軽減
課題:装着感の不快さ、鼻づまり、乾燥、姿勢の影響を受けやすい
CPAPは有効ですが、寝ているときの姿勢や寝具環境が悪ければ、機械の効果は十分に発揮されません。
姿勢の歪みが呼吸を妨げる
寝ているときに姿勢が崩れていると、気道が狭くなり呼吸がしづらくなります。例えば…
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硬いマットレスや敷布団で背中のカーブが潰れる
(もちろん柔らかすぎても沈み込みすぎて姿勢が崩れるため、適切な支えが必要です)
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肩や首に力みが入り、筋肉が緊張する
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仰向けで胸や喉が圧迫される
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横向きでも肩や腰の沈みが足りず、首や気道に負担がかかる
こうした状態では、CPAPをつけても根本的な呼吸の通りは改善されず、不快感や違和感が続く可能性があります。
全国から寝姿勢チェックに来る理由
ねむたやでは、骨格に合わせた寝姿勢のチェックと調整を行っています。
イタリア整体師協会推奨のウッドスプリングベッドを使い、肩・背中・腰・お尻の支えをミリ単位で調整します。
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肩の沈みを整え、横向きで首や肩が圧迫されないようにする
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背中全体の支えを整え、呼吸が楽になるようにする
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お尻と腰の沈みを調整し、骨盤を安定させる
このような骨格単位での寝姿勢の観察や調整ができる人は、日本全国でもほとんどいません。
そのため、北海道から沖縄まで全国各地から「CPAPの前にまず姿勢を見てほしい」という方が訪れています。
寝姿勢を整えるメリット

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呼吸が通りやすくなり、無呼吸やいびきが軽減する場合がある
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CPAPの空気圧設定を下げられる可能性がある
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睡眠の質が向上し、日中の疲労感が軽減する
軽症や予備軍の段階では姿勢改善だけで解決できることもあります。
CPAPは有効な治療法ですが、姿勢を整えないままでは効果が十分に発揮されない場合があります。
まずは「寝姿勢チェック」で、呼吸を妨げる原因を取り除くことが大切です。
機械の前に、まずは姿勢。
全国どこからでも、あなたの眠りと呼吸の改善をお手伝いします。
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